ご挨拶

理事長就任のご挨拶

この度、三期目となる兵庫県印刷工業組合理事長を拝命いたしました武部健也です。
私には大変荷の重い職責を再び担うこととなりましたが、印刷業界に育てられた者として業界の発展に微力ながら全力を尽くし続けてまいります。

しかしながら浅学非才のうえ、組合活動歴も短いため皆様のご支援とご協力がなければこの大役を務めることはできません。皆様の絶大なるご協力を衷心よりお願い申し上げます。

さて、6年度事業推進にあたりましては、経済・社会状況の不透明感が増している今こそ、組合設立の原点である「相互扶助の精神に基づく経済的な共同事業」を念頭に、組合員のために何をなすべきか模索しなければならないと考えております。

先ずは、事業環境の変化に対応して社会に役立つ業界及び魅力ある企業を目指すことで、具体的には「社会貢献を通じた業界のアピール」・「組合員企業の永続的発展のための情報提供及び業態変革への支援」・「若手経営者の組合活動への参画」を掲げて事業に取り組みます。
取り組みの一環として、一昨年に開発した組合員が保有する設備などの情報を共有できるプラットホームシステムを過剰な設備投資と過当競争を避け組合員の共助に役立つツールとして利用促進に努めてまいりたいと考えています。
また、このような共同の力でメリットが得られる事業については、今後も積極的に取り組んでまいります。

さらに、これらの事業を推進し結果を得るために、二役・常任理事・理事の役員が中心となり、組合員が一丸となって邁進しなければなりません。
このため、本年度は組合員との意思疎通をこれまで以上に図り、組合員の団結力を高め、「業界の未来に何かを残せる活動」を展開してまいりますので大いにご期待ください。

組合員の皆様が参加されてこその組合であり、ご参加いただいた中でメリットを享受していただけるものと確信しております。このような厳しい状況下であればあるほど、印刷工業組合の必要性と重要性は高まっているのではないでしょうか。

これからも組合員の皆様にとりまして、存在価値のある組合事業展開できるよう全力で取り組む所存です。
先人の皆様方がこれまで取り組んでこられた変革をさらに前へ進め、組合運営の活性化に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 令和6年6月
  • 兵庫県印刷工業組合
  • 理事長 武部 健也